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株式会社AT farm

事業内容:りんご生産・販売

場所:青森県青森県黒石市石名坂字村ヨリ北8-1

  • コロナ対策実施中
  • 宿泊完備
  • 交通費補助
  • 短期

【もっと、りんごを楽しもう!】圧倒的りんご愛で、幾多の困難を乗り越えて、こだわりのりんごに仕上げていく<じょっぱり精神>をお伝えします。

青森県内陸部、5ha弱のりんご園で多様な品種を多様な方式で生産し、全国のりんごを愛するお客様に直販。
一年一作の為時期によって作業内容は変わりますが、本州最北端の青森県で150年に渡り根付いてきたりんごの魅力、楽しさ、難しさそして将来の展望を作業を通してお伝えします。
「りんご作りは人づくり」りんご栽培には人材が欠かせないと同時に、りんごを育てることはいつしか人の心をも育てます。

インターンシッププログラム詳細

りんご栽培コース

インターン実施期間
5月〜9月:2023年5月20日~2023年9月20日の内、1泊2日で月1回年間4~5回を予定。参加希望者が集まり次第、日程を随時お知らせいたします。
エントリー締切
2023年9月5日
募集人数
1回あたり3~4人程度
体験できる業種
果樹

一日目
各自各種交通機関で現地又は最寄り駅、バス停、空港まで。送迎が必要な方は要相談。
13:00 集合場所(当社第二事務所[Googleで検索可能]) 参加にあたってのオリエンテーション
13:30 りんごの基礎知識を学ぼう りんご栽培DVD鑑賞、他
15:00 休憩
15:15 現場実習(時期により内容は変わります)
17:00 1日目終了。一旦解散し各自宿泊場所へ(夏場の「キャンプ@farm」希望の場合はテント設営、近くの温泉にて入浴)
18:30 食事会&意見交換会(場所未定、自己負担無し)
21:00 お開き

二日目
7:45 自社園地または周辺農村地帯の見回り
8:45 現場実習
10:00 休憩
10:15 現場実習(農業機械操作体験など)
11:00 全体面談
11:30 2日目終了。
解散(※個人面談希望の場合は13:00から実施)

▼時期別の主な作業
1~3月 剪定、出荷
4月  剪定、出荷、剪定枝チップ化、園内整備、用水路整備、苗木植付け、施肥、薬剤散布
5月  用水路整備、人工授粉、花粉採取、摘花・摘果、草刈り、薬剤散布、交信攪乱剤取付け
6月  摘果、草刈り、薬剤散布
7月  袋掛け、仕上げ(見直し)摘果、高密植樹誘引、草刈り、薬剤散布
8月  園地整備、草刈り、薬剤散布、着色管理、極早生種収穫、出荷、水管理
9月  着色管理、袋剥ぎ、早生種収穫、出荷、草刈り、薬剤散布
10月 着色管理、中生種収穫、出荷
11月 着色管理、晩生種収穫、出荷
12月 出荷、園地片付け及び冬越し準備及び雪害対策、剪定

▼準備するもの(2日分を考えてください)
 作業に適した服装(原則自由。汚れることもあります)
  帽子類(原則自由。日射病にご留意ください)
  手袋(原則自由ですが、最低でも薄手の背抜き手袋推奨)
  スニーカー又は長靴 (原則ゴム長靴推奨。現場の足元は一定ではありません)
  空調服(任意。各自の体調に合わせてください)
  汗拭きタオル(任意)
  レインスーツ(念のため)
  その他各自の身に着けるものは任意です。紛失した場合の責任は負いかねます。
 水分(任意)
 メモ帳、筆記用具
 ※【キャンプ@farm】を希望される方はスリーピングバッグや寝具、防虫対策は各自ご用意ください

上記インターンシッププログラムで「学べること」「経験できること」

農業界の知識, 農業専門機器の名称, 専門機器の使用方法, 作物の観察方法, 経営知識, 青森のりんごの歴史

新型コロナウイルス対策について

私たちの取組み

弊社では以下の感染防止対策を行っております。

  1. 受入担当員及び他スタッフは、検温等健康管理に努め、手洗いを励行しています
  2. 作業着等は個人専用のものを用意しています
  3. マスクの着用は原則個人の判断に任せます。 但し、会話をする際は飛沫感染防止の観点からある程度距離を取ることを意識してください。 各園地に手洗い資材は用意いたします。 参加中に体調不良になった場合、速やかにお申し出ください。

参加する方へお願いしたいこと

  • マスク等の感染防止グッズは持参をお願いいたします
  • 参加中に体調不良になった場合、速やかにお申し出ください
  • マスクの着用は原則個人の判断に任せます。 但し、会話をする際は飛沫感染防止の観点からある程度距離を取ることを意識してください。 各園地に手洗い資材は用意いたします。

会社紹介

木村 篤志さん
木村 篤志さん 部署:代表取締役 出身:弘前大学農学部卒業(1996年3月)し、就農(同年4月) 生まれながらに農村に育ち、何の疑いもなく親元就農。正直に言って就農当初はそれほど農業に熱い若者ではなかったかと思います。
そんな中で青森県りんご協会という組織の中で出会ったいろんな発想の方々に徐々に刺激を受け、法人化を決意。
家族経営の枠を超えて持続的な経営を模索中です。

会社概要

青森県内陸部・黒石市内にて半径1.5㎞に点在する5ha弱の園地で30種以上のりんごを管理しております。生産はもちろん、全国各地のお客様とも繋がり、お客様の声を聴きながら直販・出荷も行っております。栽培管理の特徴としては、フェロモン防除を中心とした農薬低減栽培、剪定枝・刈り草をはじめとした有機物を積極的に土壌還元する土づくり、斬新な樹形づくりによる省力技術導入など、青森が誇るりんごの品質・評価を堅持しつつ、自然や環境、ヒトに易しい「生きているりんご園」作りを目指してます。多少の虫や鳥獣被害は寛容に、これらは当社が取り組むSDG’sの根幹でもあります。会社の成長は始まったばかりでりです!

りんごの楽しいところ、奥深いところ、
難しいところ、いまだに分からないところ

どの作物でも言えるのかもしれませんが・・・、りんごを作っている立場から偏ってい言えば、いろんな品種があって、ほぼ同時期(例年は5月上旬から中旬の10日間程度)に開花しても収穫時期は様々、食味も見た目もこんなにバラエティに富んでいるのはとっても魅力的でワクワクします。また、同じ品種でもじつは土壌や立地条件でも食味は変わるし、収穫時期、収穫後保管した期間でも人それぞれ好みのタイミングが違うようです。一口に赤いりんごや青りんごと言いますが色の種類も様々です。特に赤いりんごにするためには当然太陽の光が必要なのですが、品種によりその感受性も様々です。

北国の短い秋の期間に、葉を摘み取って果実に光を当てて色を付ける作業がありますが、もちろん摘み過ぎると美味しくなくなります。色付きやすい樹づくりは冬に行われる剪定から始まってもいるのです。また葉を摘むときは次の年の花芽も傷つけないようにしなければいけないという果樹ゆえの作業の連続性があります。摘果による着果数調整も味や連産性に影響を与えるし、その程度は樹によって様々。樹や枝の成長を見ていると本当に人の成長や個性に似ているのが面白いですね。

青森県ってこんなところ

「田舎」ってイメージが強い青森県!(って違いますか?)。実は・・・その通りです。
でもそれは決してネガティブではなくポジティブでいいんじゃないでしょうか。人混み、渋滞、コンビニ、鉄道、バス、繁華街、無料Wi-Fi、大体の物はソコソコはありますが、欲しい時に近くに無い。そのくせ自家用車、温泉、パチンコ、地域の会合は十二分にある。そんな生活も長くなると、夜は暗くなると自然に眠くなるものであり、朝は明るくなると勝手に目が覚めるようになります。季節の変化に敏感になり、季節のズレに危機感を覚えます。

冬は毎朝降り積もる雪の量に辟易し、急激な雪解けや桜の開花には手放しでは喜べず、活発な夏の話題には乗り遅れ、猛暑と祭りと夏休みがあったかと思うといつの間にか過ぎ去り、朝の冷え込みを感じると畑や田んぼが色付く秋がやってきます。そして冬の足音に急かされながら、りんごや稲穂で彩られた田園風景が収穫の喜びの一方で文字通りの殺風景に、やがて再び雪景色に覆われていきます。

季節によって空の青さが違うことを知る、そんな青森県で農業に一喜一憂するのも悪くはない、かも。

本気で農業に飛び込みたいと考えている人と出会いたい(今後の事業展開)

親元就農から経営移譲されて18年目、幅広い人との繋がりを目標に法人化して6年目となり、様々な方々を雇用させていただきました。私自身の就農の理由はやはり元々農家だからという方が正直強いかなとは思いますが、経験値と共に楽しさを実感し、奥深さを痛感し、没頭しのめり込んできたので、求職されてきた方々にももっともっといろんなことを伝えようとしてきました。昨今はこの地域においても親元ではない新規就農者の話題が聞こえてきます。みんなみんながWin-Winでは無いのかもしれませんが、門戸は確実に広がっているようです。当社としても身体を使って大地と自然と本気で向き合って働きたい人、単純にりんごが好きな人、ITでもDXでもいろんな発想を持った人、そんな人材から刺激を受けていくことが必要な時期に来ていると感じております。会社という媒体の中で真剣に作物、自然、お客様に向き合って、お互いのベクトルを調整しつつ共有していく農業をやっていきたいと考えております。今は会社としては人員、生産物、ハード、財源、全てがまだまだ不十分でどれを優先にというのも難しいですが、持続性のある展開であれば積極的に進めていくつもりです。